新潟、東京研修②
皆様こんにちは。
今日の岡山は、晴れ!
気温も25度まで上がるようですね♫
新潟、東京研修旅行の続きです!
中田屋織物
越後上布、本塩沢の織元
生産者の想いを聴きに来ました。
こちらの代表 中島 清志氏は
黄綬褒章を受けられている素晴らしい方です。
こんな優しい表情で
もの作りに対しての想いを語っていただき
細かく大変な作業も
当たり前のことのように教えてくださいました。
時にはこんな厳しい表情で
産地を維持することの難しさも話していただきました。
この写真は
本塩沢独特のさらりとした質感が出るための
工夫がわかるようにと撮ってまいりました。
下の白の反物は織り上りのもので幅が広く
上の反物は湯モミ仕上げをした反物です。
幅の違いは何故かと申しますと
強く撚りあげた撚糸を糊で無理やり伸ばして織りあげた反物を
湯モミをすると撚りが戻り縮みます。
その反物をまた少し伸ばして仕上げたものが上の反物です。
その作業をすると表面に凹凸ができ
肌に密着せずさらさらとした肌触りの本塩沢になります♡
重要無形文化財の越後上布
見せていただきました
大変貴重なもをありがとうございます<(_ _)>
帰る前におっしゃられたことがとっても印象に残りました
「私達は、まだまだ新しいことにチャレンジし続ける」
まもろうとすると
衰退してしまう
チャレンジし続けてこそ維持し続けていけるということなのだと・・・・
素晴らしい産地の想いを
ひとりでも多くの方に伝えていきたいと
そう感じて中田屋織物さんを出ました。
つづく
「1日一回 彩画廊」